2009年12月28日月曜日

お知らせ・・・セール&年末年始

早いもので2009年も終わろうとしています。皆さんの一年間はいかがでしたか?今年の嫌な事はもう忘れて来年に希望をもって気持ちよく新年を迎えましょう。
ところで年末セールですがもうすぐ終わりです。私の都合で12月30日~1月3日まではメール等ができなくなります。ただし、御返事はできないですが12月31日まではセール期間ですので、それまでの発注メールは受け付けます。安心して下さい。
それでは皆さん良いお年を迎えて下さい。

2009年12月15日火曜日

四国化成上海訪問・・・



先日、四国化成上海にお邪魔しました。いつもお世話になっているので挨拶をし、その後近くの建材市場を視察しました。凄く進化している上海ですので2か月おきには訪問しています。やはり、内装塗材の関心は高いようで訪問する度に変化があります。展示を見て感じたのはテクスチャーへの拘りです。中国人の気質なのか機能よりもテクスチャーに重きを置いた商品開発(材工販売が原則だから?)をしているように思えます。材質はそこそこのものを使用していますが触った感触で表面の仕上げ、骨材などを察するに湿気の吸放出、有害物質の吸着分解性能に関しては疑問が残りました。

2009年12月9日水曜日

どうなの湿式内装材・・・

湿式内装材は数年ほど前まで施工するにあたり、手間がかかる、多くの実務知識(技術)が必要、人件費が高い、といった理由からハウスメーカーからは敬遠され出荷数が減少傾向にありました。けれど、今年あたりから『けいそう~』『さやか』『ネオシックイ』といった高付加価値商材の売上が伸びてきています。大手ハウスメーカーさんが新規着工の減少に歯止めがかからず苦しんでいるのにかかわらずです。実は地場ビルダーさんが大手ハウスメーカーとの差別化でカスタマイズ、良い物を良識的価格というのををアピールして売上を伸ばしてきているようなんですね。それにきちんとしたリフォームの需要も増えてきているようです。そこで、そういった業種の方たちの中で『四国化成』商品の採用率が高まりつつあるようです。
 アメリカに続いて日本政府も住宅関連のエコポイント制度を考えているとのニュースがありました。その制度、ソーラーシステムのような機械的なものだけではなく、左官材料にもその制度を適応できるようにして欲しいものですね。左官材料は自然素材のもつ力を活かす工夫でできています。上手く活用すると機械的なものに頼らずとも少ない予算で良い結果が得られるはずです。

2009年11月30日月曜日

2009年~年末セール~始めます

明日12月1日~12月28日まで契約の方に対し商品代金を15%値引させて頂きます!興味のある方は一度、問い合わせを下さい。ただし、ごぞんじかと思いますが上海エリアの方に限らさせていただきます。また、お取り寄せ商品の場合の経費のみは値引き対象外とさせて頂きます。ご了承ください。

2009年11月23日月曜日

お知らせです・・・取り扱い商品について

いつもご覧になって下さりありがとうございます。
さて、エアリペアの標準取り扱い商品の数が『四国化成』商品群の一部分にしか過ぎないとお気付き方のかたもいらっしゃる事と思います。そこでお知らせです!ケース、セット単位であれば取り寄せ可能とすることができました。ただし、中国での標準取り扱い商品でない場合は在庫が現地にありませんので日本からの取り寄せになります。お手数ですが納期、価格については都度お問い合わせ下さい。

2009年11月17日火曜日

2009年、年末セール・・・考え中です

このブログを見て頂いている方はエアリペアのページから入って来ている方と思います。さて今年も残すところ僅かになってまいりました、ということで12月から1ヶ月間ほどセールを考えています。詳細は後日、このブログで発表したいと思います。このチャンスにリフォームを考えられてみてはどうかと思います。

2009年11月1日日曜日

内装塗材のマンション施工でのアイディア①



マンションの場合、施工できそうで難しいところが多いですよね…。で、そこに登場するのが合板に施工し、それを化粧パネルとして使用する方法です。写真の現場は真ん中のシルバーの部分がそれに当たります。
『けいそうリフォーム』+『メタルファス(シルバー色)』です。けいそう壁の性能は面積に比例しますが玄関の容積を考えるとこの程度でもそこそこの効果があると思えます。実際、施主様も気に入っておられたとの事です。ここでポイントなのが合板にどうやって施工したのか?です。詳細は別途問い合わせ頂くとして、そのポイントとは『ビニルクロス』と『けいそうリフォーム』です。合板上でも、下地の組み合わせさえ間違えなければ失敗することは殆どありません。化粧パネル状にする、というのも現代建築工法でのひび割れ防止の方法の一つです。その気になれば施主様自身でも可能な工法と思います。

2009年10月22日木曜日

アメリカで認められた四国化成の内装材!(@_@;)


何と!日本の伝統技術である湿式左官材料がアメリカの環境設計に関する材料で認定されました!といっても四国化成工業製の6品目だけですけど…。けれど認証を得るのが難しい制度とその推奨品として認められたのは左官材料メーカーでは四国化成工業だけなので素晴らしい事だと思います。2009年からアメリカに輸出され始め、あのシュワルッツネッガ―知事も展示会で興味深々だった四国化成の内装材、これからも目が離せません!

2009年10月19日月曜日

上海に行ってきました


10月16日~10月18日の間、上海に取引先の方と四国化成上海へ視察がてら訪問しました。約2カ月置きに訪中しますが行くたびに雰囲気が変わります。今、上海万博に向け市内のあちこちでマンションが外装リニューアルされています。驚くのは一般職人の技術力です。外壁の一瞬レンガかタイルと思うような手書きの目地!日本の場合だと人件費が高いので型紙(四国化成商品群の中にあります)を利用したりしますが…。コピー商品の事を含めて手先の器用な人が多いのに驚かされます。多分、そんな型紙よりも職人さんのほうが安いのでしょうね。残念です。早く、その器用さが正当に評価されるような社会になって欲しいものです。

2009年10月14日水曜日

着色コート剤

 先日の工務店さん採用の材料の中で『メタルファス』というのがありました。実はこの『メタルファス』はただのコート剤ではないんですよね~。呼吸し快適な空間を作る『けいそう壁』『炭壁』の上に塗布しても呼吸する機能を阻害しないんです!ただのペイントだとミクロの骨材の穴を塞いでしまって呼吸する壁の機能を無くしてしまうんですね。使い方しだいで性能+αの魅力が作れる『メタルファス』。今後の展開が楽しみです。

2009年10月10日土曜日

左官道具~上海では?





8月に上海訪問した時、一般の人でも左官道具類が入手できるかどうかいろいろ廻ってみました。その中でホームセンターのB&Qを見てみましたが驚きました。本格的な左官道具はありませんでしたが『けいそうリフォーム』ならDIYが十分できるくらい揃っているじゃありませんか!平ゴテ、パターンゴテ、ローラー、パテべら等々。けいそう壁のいいところは機能性もあるのですが模様付けができる事なのです!自分の工夫次第でどんな物も道具になるのです。食器洗い用スポンジやたわしも応用した例があるくらいですから…。
 ここのところ自分で施工してみたい、と質問を頂くことが増えてきました。また、プロよりも先入観のない一般の方のほうが面白い現場を作られる時があります。けいそう壁に興味のある方、トライしてみる価値は十分にあるのではないでしょうか…

2009年10月7日水曜日

新築なのに壁にシミ?

 水を使用する湿式塗材で、たまにあるクレームにシミがあります。原因は水漏れ、タバコのヤニ等いろいろありますが今日聞いたはなしを紹介します。商品は『けいそう聚楽』です。けいそう土に土と木粉と顔料を混ぜて作られた商品です。純和風の聚洛壁でありながらけいそう壁の機能をもったよくばりな商品です。この材料をプラスターボードに下塗りをした上に仕上げ材として塗ったわけですが、乾燥まじかに赤紫のようなシミが現れたというものです。壁の現材料には赤紫色のもとになるような原材料は含まれていません。何でしょうか?種を明かせば木粉の化学変化です。壁の原材料に使われる木粉はアルカリ成分と反応して赤く変色してしまうのです。たぶん下塗り材に当社純正のカーボンプラスターではなく安価な石膏系のプラスターを使用したものと思われます。塗材の場合コストや工事期間の問題を独自判断でメーカー推奨方法を変えた場合、仕上がりに問題が発生する事が多々あります。ちなみに『けいそうリフォーム』『さやかシリーズ』は化学反応しにくい珪藻土や高温焼成備長炭が使われています。そしてアク&シミ防止機能も持っています。ですので水系室内塗料の上やビニルクロスの上に直接塗ることができます。けいそう系塗壁こそマンションリフォームにもってこいの材料なんですね(#^.^#)。

2009年10月3日土曜日

ある工務店さんで・・・






ある工務店さんで正式に四国化成商品群が採用された現場の紹介です。コンセプトは『地元産の杉の木を使い健康と環境に優しい家を求めやすい価格で提供』です。この現場の前まではけいそう配合クロスと備長炭塗料を使っていました。幾度となく私と社長との打ち合わせの中でお互いの思いがつながりあってできた第一号の家です。備長炭塗料と『さやか炭100』との比較テストを社長自ら行い費用対効果が優秀という事で隠れ家的書斎には全面に『さやか炭100』、リビングの腰板の下にも全面塗布しています。電磁波シールド効果も簡単なテストですけど確認ができました。そして玄関はどうしても暗くなりがちですが、この部分を通常の『けいそうモダンコート』に着色コート剤の『メタルファス』のパールイエローを上から塗布し光の反射を利用し照明を必要最小にしながらも明るい空間にすることができました。和室は新発売のけいそうジュラックス土壁の新色を使いけいそう系塗材なのに和風テイストを作り出すことに成功しました。
 この現場に完成直後に入りましたがボンド臭、目の刺激等々なく澄んだ空気に驚きました。競争の激しい住宅業界で大手ハウスメーカーに対抗するには高機能化は避けて通れないようです。引き渡し後、施主様は凄く喜ばれたそうです。私もいろいろアドバイスをさせていただいた甲斐があり嬉しく思っています。

2009年9月26日土曜日

天然石舗装材~間もなく新リンクストーン登場!



天然石を樹脂で固めた透水性舗装材の『リンクストーン』。この類の商品の草分けです。今は類似、追従商品も多く価格も安いものもあります。見た目は変わらないのですが性能的に?のつくものも少なくありません。ここ最近、業者間の間で『剥離するから使用しない』といった噂が広まっています。原因は樹脂の紫外線による劣化なのですが、施工後数年で発生する率が高くなってきたという事が前述の噂のもとになっているようです。実は早期の劣化の原因は①安価な類似品を使用している②固める樹脂材が高価であるため石に対しての使用量が少ない③施工時の施工条件が守られていない、といったところです。厄介なのは『リンクストーン』の名前があまりにも業界に浸透していて他社商品で問題がおきても『リンクストーンが~』と言われてしまう事です。ただ写真のように綺麗な現場を作るには切り離せない商品である事も事実です。早ければこの10月下旬に新色を追加した『新リンクストーン』が登場します。今の家のデザインにマッチすること間違いないです。楽しみにしていてください。

2009年9月24日木曜日

色の感覚は難しいです・・・




壁でよくあるトラブルに施主様の選んだ色がカタログから考えたイメージと違う、というものがあります。原因には色々ありますが結構まわりの条件や天候によるものがあるんですよね。ここのお宅の場合、外装材にベージュ系の色を選んだのに白いというものでした。私がお邪魔した時は曇っている状況でカラーサンプルと照らし合わせてみると全く違いがないじゃありませんか。?と思っていたら日が射してきました。すると、白く見え始めたじゃありませんか。模様パターンが横ウェーブ、塗って間もない、正面が学校の校舎、要するに太陽の光を反射しやすい状況だったわけですね。ここでのアドバイスとしてプランが固まった時、確認のためにA4サイズのサンプルをオーダーして最終確認する事でした。『四国化成』ではA4サンプルを3枚までは無償で作成してくれます。急ぎすぎて失敗するよりじっくり意見交換することが大事ですよね。