2009年10月22日木曜日

アメリカで認められた四国化成の内装材!(@_@;)


何と!日本の伝統技術である湿式左官材料がアメリカの環境設計に関する材料で認定されました!といっても四国化成工業製の6品目だけですけど…。けれど認証を得るのが難しい制度とその推奨品として認められたのは左官材料メーカーでは四国化成工業だけなので素晴らしい事だと思います。2009年からアメリカに輸出され始め、あのシュワルッツネッガ―知事も展示会で興味深々だった四国化成の内装材、これからも目が離せません!

2009年10月19日月曜日

上海に行ってきました


10月16日~10月18日の間、上海に取引先の方と四国化成上海へ視察がてら訪問しました。約2カ月置きに訪中しますが行くたびに雰囲気が変わります。今、上海万博に向け市内のあちこちでマンションが外装リニューアルされています。驚くのは一般職人の技術力です。外壁の一瞬レンガかタイルと思うような手書きの目地!日本の場合だと人件費が高いので型紙(四国化成商品群の中にあります)を利用したりしますが…。コピー商品の事を含めて手先の器用な人が多いのに驚かされます。多分、そんな型紙よりも職人さんのほうが安いのでしょうね。残念です。早く、その器用さが正当に評価されるような社会になって欲しいものです。

2009年10月14日水曜日

着色コート剤

 先日の工務店さん採用の材料の中で『メタルファス』というのがありました。実はこの『メタルファス』はただのコート剤ではないんですよね~。呼吸し快適な空間を作る『けいそう壁』『炭壁』の上に塗布しても呼吸する機能を阻害しないんです!ただのペイントだとミクロの骨材の穴を塞いでしまって呼吸する壁の機能を無くしてしまうんですね。使い方しだいで性能+αの魅力が作れる『メタルファス』。今後の展開が楽しみです。

2009年10月10日土曜日

左官道具~上海では?





8月に上海訪問した時、一般の人でも左官道具類が入手できるかどうかいろいろ廻ってみました。その中でホームセンターのB&Qを見てみましたが驚きました。本格的な左官道具はありませんでしたが『けいそうリフォーム』ならDIYが十分できるくらい揃っているじゃありませんか!平ゴテ、パターンゴテ、ローラー、パテべら等々。けいそう壁のいいところは機能性もあるのですが模様付けができる事なのです!自分の工夫次第でどんな物も道具になるのです。食器洗い用スポンジやたわしも応用した例があるくらいですから…。
 ここのところ自分で施工してみたい、と質問を頂くことが増えてきました。また、プロよりも先入観のない一般の方のほうが面白い現場を作られる時があります。けいそう壁に興味のある方、トライしてみる価値は十分にあるのではないでしょうか…

2009年10月7日水曜日

新築なのに壁にシミ?

 水を使用する湿式塗材で、たまにあるクレームにシミがあります。原因は水漏れ、タバコのヤニ等いろいろありますが今日聞いたはなしを紹介します。商品は『けいそう聚楽』です。けいそう土に土と木粉と顔料を混ぜて作られた商品です。純和風の聚洛壁でありながらけいそう壁の機能をもったよくばりな商品です。この材料をプラスターボードに下塗りをした上に仕上げ材として塗ったわけですが、乾燥まじかに赤紫のようなシミが現れたというものです。壁の現材料には赤紫色のもとになるような原材料は含まれていません。何でしょうか?種を明かせば木粉の化学変化です。壁の原材料に使われる木粉はアルカリ成分と反応して赤く変色してしまうのです。たぶん下塗り材に当社純正のカーボンプラスターではなく安価な石膏系のプラスターを使用したものと思われます。塗材の場合コストや工事期間の問題を独自判断でメーカー推奨方法を変えた場合、仕上がりに問題が発生する事が多々あります。ちなみに『けいそうリフォーム』『さやかシリーズ』は化学反応しにくい珪藻土や高温焼成備長炭が使われています。そしてアク&シミ防止機能も持っています。ですので水系室内塗料の上やビニルクロスの上に直接塗ることができます。けいそう系塗壁こそマンションリフォームにもってこいの材料なんですね(#^.^#)。

2009年10月3日土曜日

ある工務店さんで・・・






ある工務店さんで正式に四国化成商品群が採用された現場の紹介です。コンセプトは『地元産の杉の木を使い健康と環境に優しい家を求めやすい価格で提供』です。この現場の前まではけいそう配合クロスと備長炭塗料を使っていました。幾度となく私と社長との打ち合わせの中でお互いの思いがつながりあってできた第一号の家です。備長炭塗料と『さやか炭100』との比較テストを社長自ら行い費用対効果が優秀という事で隠れ家的書斎には全面に『さやか炭100』、リビングの腰板の下にも全面塗布しています。電磁波シールド効果も簡単なテストですけど確認ができました。そして玄関はどうしても暗くなりがちですが、この部分を通常の『けいそうモダンコート』に着色コート剤の『メタルファス』のパールイエローを上から塗布し光の反射を利用し照明を必要最小にしながらも明るい空間にすることができました。和室は新発売のけいそうジュラックス土壁の新色を使いけいそう系塗材なのに和風テイストを作り出すことに成功しました。
 この現場に完成直後に入りましたがボンド臭、目の刺激等々なく澄んだ空気に驚きました。競争の激しい住宅業界で大手ハウスメーカーに対抗するには高機能化は避けて通れないようです。引き渡し後、施主様は凄く喜ばれたそうです。私もいろいろアドバイスをさせていただいた甲斐があり嬉しく思っています。