2010年5月2日日曜日

上海万博の報道で感じたこと・・・

何か商機がないものか上海に通い始めて3年。2ヶ月周期なので18回以上になります。2ヶ月単位で行っていても変化を感じ毎回驚き感心しています。国際的になり各国からさまざまな人が集まり中国人の国際感覚は向上してきています。それに引き換え日本人は…。観察していても…ため息がでることばかり(気づいていないことがなお悲しい)。私は上海万博の一部の混乱の報道を見て、まあこんなものか成功だなと思いました。報道している人は上から目線であれこれコメントを述べていますがどれだけ知っているのでしょうか?逆に今の日本人は周りの状況の変化やそれに自分の存在、行動がどういう影響を及ぼすかの感覚が鈍くなっていると感じます。上海で滞在しているときに観光で来ている日本人はすぐ分かります。集団では強気、その中だけでの日本人共通感覚での価値判断、その集団外のものへの批判。関係ない僕が同じ日本人として恥ずかしくなるときもあります。日本に帰ってきて人の行動パターンを観察すると今の日本人と今の上海人と差が無いと感じる時も多々あります。もっと素直に自分の実力を他のものと比較し、どう行動すれば実力が向上できるのか考えたら日本はもっとよくなると思います。忘れた財布が戻ってくる時がある日本。まだまだ可能性はあるはずです。

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